プロの棋士を育てま将

プロ棋士を目指す子供たちの記録

指導対局に行きました

8/13、近鉄百貨店で『わくわく将棋フェスタ』というイベントがあり、指導対局が受けられるとのことで行ってきました。

相手は竹内雄悟五段です。

 

6枚落ちの準備をしていましたが、竹内五段の提案で二人とも8枚落ちに変更。

10面指しで指導対局がスタート。

 

長男は居飛車で序盤からまずまずの攻め。

馬は作れましたが、龍はなかなか作らせてもらえません。

飛車を振って矛先を変え、まずまず安定した攻めで勝利しました。

途中でいい手だねと褒めてもらい、感想戦でも飛車の展開を褒めてもらって、大変嬉しかったようです。

指導対局とはいえ、今日の1勝は忘れられないものになったことと思います。

 

次男も居飛車でスタートし、2筋を棒銀定跡で攻めるも、自陣にと金を作られる苦しい展開。

両者とも玉が陣を捨てる激しい攻め合いとなりました。

途中、

 

竹内五段「そう行くと、馬を取っちゃうけどいいの?」

次男「いいよ」

竹内五段「本当?」

次男「うん」

竹内五段「マジで〜?」

 

というやりとりがありました。

で、実際に竹内五段が馬を取ると、次男が絶妙手を指して必至となり、2手進んで竹内五段の投了となりました。

感想戦では、

 

竹内五段「もうこのときに詰みを読んでたの?」

次男「うん」

竹内五段「じゃあもし、こう行ってたらどうした?」

次男「それだったら、こうかな(指す)」

竹内五段「そうだね(正解)」

 

と確認されてました。

普段から読みの正確な次男は、力を存分に発揮できたと思います。

まさかの苦しい展開でしたが、大逆転は痛快でした。

 

夕飯時、長男は

「お父さん、僕の勝利に乾杯〜」

と自分で音頭をとってました。