プロの棋士を育てま将

プロ棋士を目指す子供たちの記録

はじめての将棋大会2

受付を済ませると、午前中は指導対局でした。

長男は指導棋士の野間俊克さんと。

次男はなんと、佐藤康光さんでした。

 

佐藤さん「じゃあ、6枚落ちでやろうか」

次男「いや、桂馬あり(=4枚落ち)でお願いします」

佐藤さん「桂馬があると強いよ?」

次男「それでいいです」

 

といったやりとりがありました。

やるじゃないか、次男!

 

しばらくして長男が投了。

どのへんが悪かったか、野間さんが優しく教えてくださいました。

 

次男は…まわりの子が次々と投了していくなか、龍と馬で佐藤玉を追い詰めています。

本人も大興奮で、椅子から立ち上がって指しています。

 

側で見ていると、取材に来ていた市役所広報課の方から声をかけられました。

指導対局が終わったら、次男にインタビューしたいとのこと。

光栄なことなので、即OKしたのは言うまでもありません。

 

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対局は進み、ついに次男が佐藤玉を1筋に追い詰めました。

これはもしかして勝つのでは、ならば佐藤さんの投了シーンは何としても動画に収めたい。

その思いで、動画を撮り続けました。

 

そしてついに佐藤さんが投了。

次男にとって、忘れられない瞬間となりました。

いくつかポイントを指導していただいた後、握手までしてくれて二度感激です。