ブランク
先に書いた『きっかけ』にあるように、子供たちが将棋を覚えたので一緒に指すようになりました。
実に20年近いブランクでした。
子供たちがルールを覚えたての頃は、それこそ赤子の手をひねるより簡単に私が勝っていたので、ブランクも何も感じませんでした。
しかし、羽生さんの伝記マンガを読んでからの子供たちは目の色が違いました。
参考書を繰り返し読み、詰将棋を解き、日に何局も対局しました。
家庭内だけの級も設定して、さらに将棋熱は高まっていくのでした。
そして、一時的ですが平手戦で子供たちに負けるようになりました。
最初は『これがブランクか〜』と気楽でしたが、何度も負けが続くとさすがに滅入りました。
もちろん、これで終わるわけにはいかないので、勉強して感覚を取り戻しています。